アイゼンゴジュラス
   製作者:HIROKINGUさん


   設定:
 商品名は鋼龍後期装甲強化型。本体開発は低迷の続いていた烏丸重工・武装開発は中瀬重工である。
 鋼龍は第二次大戦初頭から発売が開始された旧式であり、当機はその装甲強化及び火力増強を図った発展型にあたる。

 主武装であるガトリングガンは中瀬重工の最新モデルで、22mm鉄鋼弾を高初速で速射する。小口径な為大型ゾイドや装甲の厚いタイプには効果が薄いが貫通力に優れ、対小型・対空攻撃で効果を発揮する。
 また、ミサイルランチャーも中瀬重工製で、ある程度まで追尾した後ロケットプロベルドグレネードを射出・装甲を貫通し内部で爆発する。性質上高速で移動する目標には命中し難く、建造物や大型ゾイドへの攻撃が有効である。

 背鰭型レーダーによる索敵能力に優れ、更にはミサイルジャマーを半球状に散布するジャマーフィールダーによる攻撃妨害が可能。
 装甲も厚く、小型ミサイル程度ならば直撃してもまず撃破される事は無い。

 非常にバランスの取れた秀作であるが装備と装甲から機動力に欠け、ブースターによる推進があるにしても近接戦闘には向かないだろう。

 烏丸重工の巻き返しと中瀬重工の信用復活を賭けた本機だが、ライノフォート等の優秀な他社製品に押され売れ行きは不振である。


   コメント:
 ハイハイどうも、ゴジュラスですよー。
 今回はミリタリー調丸出しの趣味爆発機体です。ダラダラ作っていたからかやたら時間が掛かり、気付けばもう5月。もう少しシャキっと作るようにしたいです。

 塗装はいつもの黒立ちで、軍艦色(2)の上から白系でボカしながら模様を入れ、エナメル黒でウォッシング後デカールを貼りつや消しクリアーでトップコート。
 フレームはただの黒だと申し訳ないのでミッドナイトブルーで、後ろからの見栄えがする様にブースターにカッパーを。
 ガトリングはカバー?っぽい所と本体の質感を変え、全体にシルバー50%+ブラック50%のメタリックグレーを吹きウォッシング後カッパーを軽く乗せトップコートし完成。
 ちなみにコックピット内部も作ったんですが撮り忘れました。・・・ごめんなさい。

では。

管理人メッセージ:
 投稿改造ゾイド45作目は、久々5の倍数を奪い返した(?)HIROKINGUさんのアイゼンゴジュラスが満を持しての登場です。

 HIROKINGUスタイル全開のクールな新型ゴジュラス、この1文で大体の人はこの作品のレベルの高さが理解できる気が(笑。直線多用の装甲には、細かいディティールが入っており、面が広くなることで感じる冗長さを無くし、脚部や腰部などにバランス良く曲線パーツを持ってくることでゾイドのもつ生物としての側面も感じられて非常にハイセンスです。また、過度な武装をつけないことがこの期待の持つ味となっているのではないでしょうか。

 塗装についても、湿地帯や森林など、暗いところならばほとんどの場所で迷彩効果が期待できそうな感じで非常に良さげです。何となく水中用MSの迷彩っぽく見えたりで、ミリタリー感の演出に一役かっていると思います(笑。

 毎度毎度ハイクオリティな改造作品を手がけるHIROKINGUさん、今回も期待以上の出来で、学ぶところの多い作品となっております。ウチは妥協して諦めてばかりですが、たまにはこれぐらいしっかりと作って上げたいものです(笑。

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