ブラッディインフェルノMK II
   製作者:hirokiさん


   設定:
 Zi-Weponsが虎型ゾイドと蜥蜴型ゾイドのコアを融合させて作り上げたブロックスではないキメラ型ゾイド。
 通常、コアに異変が起きるとゾイド自身がそれを察知し、拒絶しようとする。そのためブロックスでないキメラは突然変異体のような物でない限り無理とされていた。
 それをゾイドの持つ感情や意思をほとんど消し去るシステム、ジェノサイドシステムを搭載することで完成させた機体がブラッディインフェルノである。
 本機はその2号機で、リミッターをかけ操縦性に重点を置いた1号機に比べ力が制限されていなく、一号機をはるかに上回る力を持つ。
 だが、現在はとある事情により一号機のコアが2号機のボディに治まっているという形になっている。

 空気抵抗を出来る限り減らし、元の駆動系に大きな改修を加えたことで元となった虎型ゾイドをはるかに上回るスピードを持ち、2体分のコアを持っているためパワーも大型ゾイド並みとなった。

 武装は空気抵抗を減らすため単装ビームガンと3連衝撃砲、肩部バルカン砲以外は装備されていないが、追加武装案としてライガーゼロパンツァーの設計思想を参考にして作られた兵装、ヤクトユニットが開発されている。
 これはハイブリットキャノンとミサイルを一体化させたもので、使用後にデッドウェイトとならないようすぐ強制排除できるようになっている。
 また、ヤクトユニット装備時には重心が上がり、発射の反動に軽量な機体では耐えられないため錘としてすぐにパージできるようなゾイドの装甲を適当に装備させている。
 戦場では、砲撃後、装甲&ヤクトユニットを排除し接近、砲撃で破壊できなかったゾイドの掃討を行う、という手順が主である。

   製作:
 以前作った改造ゾイド、ブラッディインフェルノをリメイクするのが面倒だったんで新規作成。
 足は全て2個1して裏側を埋めてあります。また、可能な限り合わせ目消しやパーティングライン消しも。
 あまりやったことのない作業だったので苦労しました。
 ヤクトユニットはアタックブースターに3連ミサイルポッドの弾頭を8つ使用、基部にパンツァーユニットのハイブリッドキャノンとZZ、増加装甲はほとんどアイアンコングのものから使用しています。

管理人メッセージ:
 投稿改造ゾイド82作目は、hirokiさんの代表的中型改造機、ブラッディインフェルノのリメイク「ブラッディインフェルノMK II」です。

 またまたリメイクというか新規作り直し機体。流石に旧ブラッディと見比べるとディティールや仕上げがかなり良くなっています。貼り合わせで内側が綺麗になった脚部はもとより、追加武装の出来も旧作に比べて格段にアップし、細かい塗り分けと装甲によって、がらっとイメージが変わっていると思います。
 また、良く言えばシックですが悪く言えば地味な黒と赤のツートンカラーだった本体が、灰色の追加、キャップを明色に、銀でアクセント、とかなり写真映えするカラーリングに変わったのも大きなポイントだと思います。

 見れば見るほどこだわりの感じられる逸品で…見習うべき点が沢山見つかりました。ご投稿、ありがとう御座いましたm(_ _)m。

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