セントファンロン
   製作者:獅子零さん


   設定:
  全長・32m
  全高・15m
  重量・125t
  最高速度 420km/h

 東方大陸のミュトス(ゾイドに関する伝承)に登場していた神獣型のゾイド。
 しかしその麒麟型ゾイドコアが神獣型ゾイドの宝庫である暗黒大陸で発見された。ただちにガイロス政府はズィークネス社(暗黒大陸の輸入販売企業)経由で東方大陸のゾイテック社へ技術者とともに提供。ガイロス武器開発局とゾイテック社の共同開発からこの『セントファンロン』が完成した。
 麒麟型ならではの高い瞬発力、機動性能は他の高速戦闘ゾイドに引けをとらず、その高い瞬発力から繰り出される格闘戦もこのクラスの中ではトップレベルに入る。 また、ジェノザウラーを製作したガイロス、凱龍輝を製作したゾイテックならではの兵器である荷電粒子砲系の武装を搭載。鬣の『集光メインフィン』他尾や肩の装甲のから光エネルギーを吸収・増幅。『集極荷電粒子砲』として発射する。 ファンロンのゾイドコアとの連動により同クラスのジェノやBF以上の威力をほこる。
 完成し少数量産したセントファンロンの一部は衰退しているガイロス帝国軍へ。まだ傷の癒えないガイロスに祝福があるよう願いを込めて『セント』の名とそのカラーリングが施された。
 ちなみにゾイテック社の日系技術者達からは『古煌麒閃(ココウキセン)』と呼ばれている。太古から現代に蘇った麒麟。その戦場での舞踊と放たれる閃光からそう呼ばれている。

 武装:
・集極荷電粒子砲
・レーザーファング
・グラムホーン
・集光ファンロンメインフィン×4
・ニードルショットガン×2
・ストライククラッシャースパイク×4
・集光ジェネレーターパネル×6
・集光メインフィン×3
・テイルロケットブースター×2
・(サイドウエポンラック)

   コメント:
 ベースはゼロデュナのときに残ったゼロ(帝国版)です。それ+ディバの蹄、ブレードの足首、サイクスの頭部や装甲、ジェノの首や尾、装甲、コマンドの首、装甲、シザースの羽etcで製作しました。ベースがゼロなので当然フェニックスやファルコンとユニゾン可能です。
 空想上の動物なのでこの麒麟は「馬みたいな龍」をイメージして造ってあります。汚れ、削り残しなどがありますがその辺はご承知なので;


ポインタを乗せるとファルコンとのユニゾン形態になります

   管理人メッセージ:
 前回からちょうど10作品目になる投稿作品83作目は獅子零さんから「セントファンロン」です。

 さまざまなゾイドのパーツを組み合わせたミキシングビルドで、完成度も高いです。共和国ライガー系の足回りの進化形(ゼロ)と基本形(ブレード=シールド)を組み合わせ、そこにディバイソンの蹄で延長することで見事に馬のような長い足を再現できていると感じました。ただ、煽りで写真を撮っていることを含めても、少々頭でっかちな印象を受けます。ここが小型化していればかなりの傑作になると思いました。
 カラーリングは好き嫌いは分かれそうなものの、旧後期共和国ッぽいイメージでオルディオスと同じタイプであることも相まって結構マッチしていると思います。少し淡泊過ぎるかな、というきらいもありますがB-CAS都の合体時にはその機体色に合うのでこれはこれでありなのかな、と。

 中型以上のモチーフ替えの苦手なウチにとっては羨ましい構成力です。製作お疲れ様でした&ご投稿ありがとう御座いましたm(_ _)m。

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