ゾイドキットレビュー 「デスレイザー」&「デカルトドラゴン」 その2

・デスレイザー、ホロテックジェノザウラーと比較


新世代2足恐竜の祖と比較。
ジェノは大きくてマッシブで、デスレイザーはスマートな感じ。

・デカルトドラゴン



デカルトドラゴン、前後から。
なぜか、犬っぽいと思っていたり。
後ろ足の踵が立ち、ハイヒール状態にするだけでなく、
足は付け根から回転させます。


相変わらずの余りパーツ。
あと、デカルトドラゴンの前足の間隔が気になります。


余り物で…えっと…ミジンコ型ってことで1つ(ぇ。

・デカルトドラゴン、ホロテックジェノザウラーと比較


高さは負けてますが、横幅はデカルトの勝ち。…とはいえ、前足の幅が開き過ぎなせいというのもあり。


横から。
全長もデカルトのが長いです。
しかし、改めて見るとジェノザウラーの圧倒的なコストパフォーマンスに驚かされます。

 現ステージの初ゾイド、ワイツタイガーに続く、新設定ゾイド第2号。

 設定は完全に企業間闘争の様相を呈している模様。しかも、Zi-ARMSはワイツを奪うのでなく、ZOITEC社長を誘拐しようとしたりと謎の行動に走ってます。ええ、何がしたいんだこいつら(ぉ。また、伝説の虎よりも強いようで…えっと、今からやるシリーズの否定ですか? と言う疑問も浮かんできます(苦笑。
 今回はB-CASらしくネオコアブロックは使用、ただ、相変わらず余りパーツは大量発生と…しかも汎用性の低いパーツが多いのでサビンガよりもタチが悪いです(苦笑。

 キットの出来は、新世代の2000円クラスらしい細かさ。似たようなパーツがある上に、組立の時点でデスレイザーを組むかデカルトを組むかの選択肢のある説明書のせいで、組み立て難度は意外に高く感じました。こういったところまでもワイツと対照的ですね。ほとんどのパーツがブロックス規格で本体にくっついているので、色々と使い回しが可能かと思います。回転動力はワイツと同じもの、顎の可動の仕組みも同じようなので、形は違えど中身は対して変わらないようです。成型色は…なんで赤を明るくしたのか分かりません。また、プラズマブレードと爪だけ色を変える意味もまた分からず…。濃い茶色は良いとして、紫も諦めるとしても、余りにちぐはぐかな、と…せめてパッケージの色でやって欲しいものです。

 デザインは…フォルムはそこそこ良いものの、色々なところに詰めの甘さを感じて、微妙です。写真では見えないところで、脇腹の紫色の装甲が斜めにつく所など、デザイナーの神経を疑いたくなる違和感っぷりで…まあ、上から色々なパーツをつけるため、ほとんど見えなくなるのがせめてもの救いでしょうか。後は謎の他面装甲…これはこれでいい気もしますが、でもなんかやっぱり余りウケるデザインとは言いがたいような気がします。
 ドラゴン形態では、ハイヒール状態の後ろ足や開き過ぎな前足の間隔、顔左右の角の薄さと接続穴の露出、あと、結局一カ所でしか保持してない羽根など微妙なところが多々あり。全体のフォルムはデスレイザー形態同様割と良いのですが、細かいディティーリングが個人的には余り良いものには見えないです。

 ワイツウルフで久しぶりに旧ゾイドに通ずるものを感じてしまったが為に、ちょっと辛口になってしまった気もしますが、色々な写真を見て、それでも欲しいと思った方は多分買って正解、となると思います。絶対に立体で見た方が面白いデザインではあるので、デザインに興味がある人もちょっと買いかも知れません(笑。あ、あとは、新しいブロックスのパーツが欲しい人!これは絶対お薦めです。

 さて、後の2虎に大期待…なんだか次の虎は小型の鳥を引き連れるらしいので、空ゾイドスキーのウチは今からドキドキです。

・おまけ ワイツの背中の武器とは互換性あります。勿論連動。


右「どうも、パタパタ犬で〜ぇす」
左「撃つべし撃つべし!」

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