ゾイドキットレビュー 復刻版24ゾイド 「ネプチューン」 レビュー
復刻版ということでシンプルな白黒デザイン。
せっかくのクリアパーツの綺麗さが損なわれている気がします。
ちと残念。
トイザらスのオンラインショップで、定価2500円の所を1000円にまで値下げされていたので購入。何げに発売当時から値段が下がったら買おうと思っていたので上手いこと入手できて良かったです。というわけで今更レビュー。
箱裏の設定などは旧時代の物そのまま。一応諸設定だけ…。
「
全長:6.8m
全高:1.4m
全幅:2.2m
重量:2.7t
最高速度:50km/h (水中:35ノット)
武器:
ミサイル魚雷
電磁水中銃
バズーカ砲
装備:
センサー
ガードバンパー
」
小さい中にも結構ぎっしり。バランスの良い配置です。
全ランナー、全パーツ。
メタリックグレイッぽい本体パーツと黒いフレームパーツ、
そして青い透明な装甲パーツ、ゴムキャップは微妙に濁った灰色、と。
旧ゾイドというだけあってナンバー順に組み立てていけます。
なめらかな青クリア〜♪
人間は肩・肘・手首・股・膝・首の全身11カ所が可動。
名前は「ネプチューン戦士」だそうで…、
「機甲部隊の中では特殊工作員として活躍、ボンベにより水中でも活躍できる」そうです。
シール。
懐かしのヘリックマークと、ゼネバスマークにバッテンを付けた撃墜マーク(?)。
ネオゼネバスもマークが似ているので今の機体にも応用できそうです。
左下のジョーカー部隊マークも利用範囲広そう。
ワニ型ゾイドということでバリゲーターも出動。
普通のゼンマイと、大型ゼンマイ(Hiパワーユニット)の差があり、かなりの差。
スケールが違うと言うこともありディティーリングはあっさりめ。
バリゲーターとの、縦横比較。
2回り以上でかいです。
ごつごつのバリゲーターとつるつるのネプチューンで良い対比に。
人を降ろして電磁水中銃を持たせてみました。
ゼンマイはうまくクリアパーツを避ける位置に持ってきていてそこそこ目立たなくて良さげです。
バズーカ砲。
バズーカ砲基部が水平回転で、その基部も回転させられるというなかなかの可動範囲。
取っ手が二つついているので、両手で持って構えさせることも出来ます。
ゴムキャップの色が濁っているのも確認できるかな、と…。
頭ー。
…どこから頭でどこから顔なのかは分かりませんが、内部が透けてる感じがとってもキュート。
なめらかなボディラインから覗くごつごつとしてメカニカルな内部、と流石の一言。
ひっくり返して腹。ミサイル魚雷が中央左右に1発ずつ。
地上歩いたらぶつけて爆発したり変形したりしそうで怖げ。
船っぽいディティールや尻尾のギミック露出などさりげに見所たっぷり。
ミサイル魚雷は前にあるハードポイントにも装着可能。
4発載んで爆装型、とか…。
というわけで、旧24ゾイドの復刻版「ネプチューン」でした。
手に入れて思ったのは、やはり青クリアーの成形色の美しさとデザインの秀逸さですね。デザインに関しては、前後の足に動力を伝えるパーツが単純な形でないことが衝撃的でした。前足の下を出発し、普通のゾイドならば後ろ足を経由して尻尾に当たるでしょう。ところが、この機体では前足>尻尾>後ろ足、という順になっています。デザインに配慮しつつ、なおかつ連動を実現しているあたり、心底感心しました。
また、前後の足にあるサスペンション状のディティールが、前足では本体からの突起に、後ろ足では連動パーツへと繋がる。このあたりの処理の巧さにデザイナーさんの力を感じずにはいられません。
デザインだけでなく、ギミックもハイパワーユニットを使ってぱたぱたと、尻尾を豪快に振りながら歩きます。ライトニングサイクスのシャカシャカ歩くのはゲンナリしましたが、これはワニというモチーフからそんなに逸脱していないイメージがあり、個人的にかなりのお気に入り。ゼンマイを捲くのが楽しいゾイドなんて久しぶりです(笑。
勿論、問題点がないわけではありません。見ての通り、パッと見ワニに見えないのです。むしろサンショウウオとかその辺ののっそりしたイメージが…。口がないのも大きいですが、クリアーブルーのパーツにワニ独特のでこぼこした脊鱗板の様な物がないのもワニらしくない要因だと思います。
スタイリッシュなのにどこか愛嬌のあるサンショウウオ型ゾイド(ぇ)「ネプチューン」今(2004/12/22現在)ならトイザらスオンラインで1000円+送料その他(ウチは2体、コンビニ前払い利用で2730円でした)。2体3体と買うと相対的な割引率はかなり高くなるので、この機会に是非数をそろえてあげてください(笑。