ゾイドキットレビュー 「ライガーゼロフェニックス」 with イェーガーユニット
はい、いきなりオリジナルモード。
…獅子頭の上の鳥頭の縦長ッぷりが気にくわないのですよ(爆。
お気楽キットレビュー第10弾。お題は第2のブロックス付きゾイド、ライガーゼロフェニックス。以下、いつもの説明書内機体解説。
「
共和国崩壊にともない、それまでゾイド開発を指揮していた「武器開発局」は消滅。現在、技術者たちはいくつかのチームに分かれ、それぞれが競合しあう形で開発が進められている。たとえば、ゴジュラスギガを開発した技術者達のチーム「戦略技術部」では、凱龍輝を造り上げた。この機体で特筆すべきは、体をバラバラにしても生体機能を維持し、他のゾイドに合体できるブロックスを装甲として採用したこと。B-CASと呼ばれる技術だ。
だが、似たようなアイデアが、別のチーム「武器開発部」でも企画・開発されていた。彼らがめざしたのは、共和国最強の量産機ライガーゼロのための、ブロックス技術を利用した新しいCASだ。ただ着想は同じでも、開発者が違えば完成形は大きく変わる。フェニックスシステムと名付けられたライガーゼロのB-CASは、凱龍輝とはまったく異なるものになっていた。
凱龍輝は、そのゾイド核を装着するブロックスのコアブロックとリンクし、戦局によってさまざまに姿を変える。汎用性に特化した、いわば足し算の機体だ。それに対しゼロフェニックスは、ブロックスを追加ジェネレーターとして利用することで、ゼロ本来の能力を倍増させるかけ算の機体。フェニックスのコアブロックがゼロの核に共振することで、ゾイド核から発生するエネルギー量を増幅し、飛躍的に運動性を高めるのだ。中でも、旋回性能と敏捷な格闘能力は素体状態の凱龍輝に匹敵し、ジャンプ力と滞空時間は強襲型空戦ゾイドとほぼ同等にまで強化されている。また、エネルギーCAP技術の導入により、フェニックスシステムで増幅された余剰エネルギーを背中のチャージミサイルに蓄積。360秒のフルチャージで、ゴジュラスギガのゾイド核砲1門分に匹敵する威力を得た。
フェニックスシステムの有効性は、共和国上層部にも高く評価された。だが国力の限られた共和国は、凱龍輝配備を優先。キマイラ要塞都市戦において、ゼロフェニックス隊はわずか29機で出撃することになる。
」
最近の傾向なのか箱には改造プランは無く、かわりにカラーバリエーション2種と、説明書に凱龍輝部隊とのカスタマイズバリエーション(エヴォフラ、ディスペとの合体例)が載っています。
ライガーゼロ用の台座と、最近流行のフルカラー説明書。
キャップの色は普通のゼロより微妙に濃く、ツヤがあります。
ライガーゼロのランナー。
ゼロで白だったところは青水色に。
ライガーのランナー(左の列)とフェニックスのランナー。
フェニックスは凱龍輝部隊と同じようなカラーリング。
青パーツは…結構青いです。
えと、演劇などで、照明を浴びる関係で青っぽくなってる衣装みたいな青。
フェニックス。
足が太いのと、羽の形がなぜか前進翼なのと、尻尾の微妙な密度以外は良好です。
首がブロックでなく、パーツなのも個人的に嬉しいです。
ライガーゼロ素体に、合体用のパーツをつけた状態。
微妙に無い汎用性と、ちょんまげがかわいいです。
背中クローズアップ。
背中のパーツには両側にブロックが付き、汎用性高いです。
首のパーツは…微妙。
頭部にはフェニックス以外の顔もつけられます、意味無いですが。