ゾイドキットレビュー 「デスレイザー」
謎のゲートから発進するデスレイザーとパラブレード。
説明書はワイツとは反対の赤黒印刷。
ファンブックもワイツと同じような内容です。
お気楽キットレビュー第13弾。お題は伝説でもなんでもないのに伝説虎を追いつめた科学の子の素、「デスレイザー」です。以下、付属のファンブックEX内機体説明より引用。
「
デスレイザーは、Zi-ARMSが造り上げた格闘戦用最新ゾイドだ。その鋭利で多面的な装甲は、危険な武器であると同時に敵のビーム兵器を屈折させ、受けるダメージを軽減する。また背部には、大型プラズマブレードを装備。単体でも、十分すぎる戦闘力を持つ機体である。だがデスレイザーの真価は、その合体機能にある。ゾイド同士の合体は、核の共鳴を起こし、ベースとなる機体の基本性能を飛躍的に高めることができるのである。デスレイザーは、サポート用ブロックス・パラブレードと合体することで、デカルトドラゴンとなり、従来のあらゆる同クラスゾイドを遥かに凌ぐ戦闘力を発揮するのだ。
」
ファンブックEX、ワイツ同様バトルストーリーはついてきませんが、機体説明の他に世界設定っぽい物(3体の古代トラ型ゾイドを巡ってブルーシティで、ZOITECとZi-ARMSが構想を繰り広げ、ZOITECがワイツ作ったから抗争が激化、とか)があります。
また、裏面にはレーザーストームとの合体例「ストームレイザー」とディアントラー、デモンズヘッド、バスターイーグル、パラブレードとの合体形態「レッドグリズリー」のちょっとだけ詳しい作り方が載っています。ワイツの頃より不親切になった気が(苦笑。
ランナー以外のパーツ。
ブロックス隠しにも使えそうな赤いパーツや、羽ばたきギミック付きのバックパックがあります。
また、飾り台の他、2足らしく下駄も付属しています
右の紫はセイスモ以来のネオゼネパープル。
左の微妙な色は、サビンガのブレードとほぼ同じ色です。
メタリックグレイのランナー。
左側のランナーは、可動軸に挟むことで滑りを良くするベアリングの機能を果たすパーツです。
赤ランナー。
今までのネオゼネレッドとはちょっと違い、ちょっと蛍光ピンクを混ぜたような色です。
濃い茶色ランナー。
右下のが尻尾の素体パーツです。
また、左上に見える顎パーツは、外装を5mm凸でつけられるようになっているので、
何か応用出来るかも知れません。
装備:
エレクトリックディスチャージャー(胸にある砲口)
レーザーガン ×2
エレクトリッククロー ×2(腕の爪)
ストライククロー ×2(脚の爪)
ブレイクニードルテイル
テイルソード
プラズマブレード ×4
機体:
全長 / 22.3m 全高 / 8.64m 重量 / 110.0t 最高速度 / 295.0km/h
デスレイザー素体。
微妙なクセがあるものの、かなり素直な感じ。
尻尾が直線なのでついガンスナのイメージが湧いてしまいます(苦笑。
ちなみに膝のポリキャップの配置から分かるかと思いますが、
歩行はアロザウラー式の微妙な屈伸歩行です。
尻尾分解。
ブロック換算で2・3・2と凹凸でつながる感じ。何げに汎用性高いパーツだと思います。
可動させたければジョイント部にプラパイプと市販ジョイントあたりで関節仕込めますし。
写真撮るのに困る縦長さ。
プラズマブレードは予想より短かったですが、前後入れ違いに上下するのはちょっと面白かったり。
後ろから。
困ったことに尻尾は装甲をつけることで可動域が極限まで制限されます(苦笑。
「次はチェンジマイズじゃい!」
とか言いそうな悪人面。